こんにちは、はっとりです。
今回の記事は塗装屋さんなら誰でも1度は取ってみたいと思う資格の1級塗装技能士試験について書いていこうと思います。
ちなみにこの試験の合格率は60%らしいです。
まず勉強しないと受かりません。
しかし職人さんは日中は仕事して夕方に帰宅しあんまり勉強する時間がないですよね?
安心してください!
この記事を読めば短い時間で合格できる勉強法が分かります。
少し長いですがお付き合いください。
はじめに
私がこの1級塗装技能士試験を受講したのは平成31年度でした。
最初はどう勉強すればいいのか分からず
携帯で調べたり
YouTubeで検索してみたりしましたが
全く勉強になるものはありませんでした。
そこで既に資格を持っている先輩に聞いてみたら
「かなり勉強しないと受からないよ?」と言われ
勉強する時間あんまりないしやっぱりやめようかな?
なんて思ったりしてしまいましたが、他の人にできて自分に出来ないはずがないと思い自己流で進めることにしました。
まず最初にすることは
1級塗装技能士セットを買う。
その次に
塗装組合で講習会が開かれているのでそこに行ってみる。
講習会?なのか勉強会?なのかは分かりませんが2日間あったので行ってみることにしました。確かその時の金額は20000円くらいでした。
講習内容ですが
実技試験を一通りやる。(2日間)でした。
なんとか2日間の講習が終わり、重要なことが分かりました。
重要なのは罫書き線と次に調色
それ以外はなんとなくでいいなと!
私は全て勉強しなくちゃいけないと思っていたのでだいぶ気が楽になりました。
吹き付けに関しても大事なのは
口径(2種類ある)を間違えないこと
吹き付ける時の圧を覚えること
制限時間以内に吹くこと
この3つだけ覚えていればぶっつけ本番でも大丈夫です。実際に私は吹き付けは講習会でしか練習していません。
前置きが長くなってしまいましたが
次からが本題になります。
罫書き線の練習方法
試験で1番重要だと私が思ったのがこの罫書き線です。
板に図面どうりに線を引く作業になります。
2ミリずれただけで不合格だと講習会で言われました。
なのでここだけは正確に書けるようにしたいです。
練習方法ですが
ただひたすら書く これしかありません。
まずホームセンターで安い板を買う
(私は試験で使用する板の寸法どうりに切ってもらいました)
その板に貼り付けられる紙を買う
ひたすら描いては紙を新しくして をやりました。
1日1時間くらい練習をして
2日くらいで18分くらいで線を書けるようになったと思います。
線の効率の良い書き方に関しては動画を出したので見てみてください
調色練習方法
続いて重要になってくるのは調色です。
調色もひたすら練習するしかないのかと思っている皆さん
正解です。
ですが簡単に調色することができる方法があるのでお伝えします。
まず試験で作る色を材料屋さんで注文する
A色 35-70H
B色 15-70H
C色 15-75B
水性の一番安いやつで十分です。
そしてプラスチック製のコップを買ってくる。
線が入っているのがいいです。
本番でもこれを使用します。
下の方に線が入っているのでその線を使って色を足していき近い色ができたら分量を覚える。
これを3色やる。
簡単ですよね?
その日の調子によって色が違うなんてことはありません
なぜなら線をメモリがわりにできるからです。
いちお動画も載せておくので見てみてください。
まとめ
罫書き線と調色
この2つをしっかりと練習すれば合格率はかなり上がると思います。
私はこの2つをそこそこ練習し
あとは本番通りに時間を測ってやってみる(吹き付け以外)で
1発合格できました。
この記事を読んでくれた方のお力になれたら幸いです。
次回は実技試験の効率の良い進め方についてかいてみようと思います。
ありがとうございました。