こんにちは、はっとりです。
この記事は1級塗装技能士試験をどうやって進めていくのか?効率重視で書いていきます。
合格率60%の技能試験をこれから受けようと思っている人の力になれば幸いです!
技能試験練習の記事も書いてあるのでまだ見てない方は先に見て頂くことをおすすめします。最速最短で上達していきましょう。
https://hattoriblog.com/1級塗装技能士試験を攻略する/試験開始まで
まず会場について試験が始まる前に自分の作業スペース(決められた寸法)を作ります。ここで注意が1つだけあって作業中はこのスペースから出ちゃいけないみたいです。
私はそう教えられました。
そして服装!
シャツはズボンにINして帽子を被る。
これ絶対!!
あとは両膝をついて作業をしたら減点、尻を床につけたら減点など細かいことがあります。
簡単なことで減点されないようにしましょう。
その他、いろいろルールがあるみたいですが普通にやってれば大丈夫でしょう。
試験開始
試験が始まりました。
まずするのは板の厚み部分を養生します。
そして素地を残す箇所の寸法を測って
残す部分にマスキング。
それ以外は軽くペーパーがけ。
この作業をするだけでも職人によっては差が開いてしまいます。でも焦らないでください。
続いてパテ処理1回目ですね!ここでも重要なポイントがあります。
それは薄くつけることです。質よりスピードを重視してください!
支給されているパテ材に少し水を入れて柔らかくします。
パテ処理の検査する箇所だけ少し厚めに綺麗に作業します。
板全体を綺麗にパテすると時間もかかりますし、乾かない!←これが一番時間の無駄です。
板を乾かしてさっとペーパーかけて2回目のパテ処理をします。
ここでも1回目と一緒です。薄くつけて乾き優先!パテ処理の検査部分だけはしっかりと!
なぜ検査以外の場所は質よりスピード重視でいいのか?それは次の工程のシーラーが白でパテを薄くつけても綺麗に白く染まるからです。
私の場合、このパテ処理の工程で他の職人さんと結構な差ができていました。他の職人さんは板全体にしっかりと厚くパテをし、私は検査部分だけ。
試験で一番やってはいけないことが時間オーバーです。効率よく試験を進めるにはこの方法をおすすめします。
書き忘れていましたがシーラー塗布の前にもペーパーをかけてくださいね。
次はシーラー塗布です。
注意するポイントが一つだけあります。
それはシーラーが思ってる以上に塗りずらい!笑 びっくりしました。
そこさえ先に分かっていれば綺麗に塗れます!
シーラーが乾いたらペーパーかけてくださいね。
パテにしてもシーラーにしても乾き待ちが出てきてしまいます。他の人より乾くのは早いですが!その待ち時間を利用して調色の準備をしましょう!私と同じやり方で調色をすれば1色くらいは大体できてると思います。
最も重要な罫書き線
シーラーが完全に乾いたら板に寸法どうりに線を引いていきます。定規と鉛筆を使うわけですがここで1つポイントがあります。
定規の裏に滑りやすくするためにあらかじめマスキングを貼っておくといいかもしれません。
そして線を引くときに鉛筆の芯の粉で手が汚れてしまって板に指紋がつく可能性があるので薄いゴム手袋を私はしていました。
練習通りにできていれば18分くらいで引けてるはずですよね?
私はここで午前中の作業は終わりました。
吹き付け作業
吹き付け作業ですが、名簿順に試験開始から呼ばれていきます。
パテを乾かしているときなのか、何か他の作業をしているときなのか。
吹き付けに呼ばれたら一応作業スペースは整理していきましょう!
吹き付けのポイントは
口径を間違えない
圧を適切にする
制限時間以内に吹く
でしたよね?これさえできていれば多少汚くなろうが大丈夫です。
調色
さて午後の部になりました。
残りの色を作りましょう!
他の人よりもだいぶ進みは早いはずなので焦らずいきましょう!
調色で気を付けなくてはいけないポイントがあります。
それは
調色の際に黄色を結構な量使うので黄色系を多く使う色ではミスしないようにする!
まあ、練習通りやれば大丈夫だと思います。
色ができてしまえばあとは板に塗るだけです。
時間もかなり余っていると思うのではみ出さないようにだけ注意して塗りましょう!
終わりに
私は午後から調色と中塗り、上塗り、上吹き、ヘッドカットだけだったのでかなり時間が余りました。まわりを見渡すと『絶対に間に合わないだろうな』と思う人も何人かいました。
自分なりに効率重視の練習をしてきてよかったなとここで思いました。
あとは学科だけです。本を1回は読んで過去問をして対策すれば大丈夫です。
Youtubeで練習方法など動画を上げているのでよかったら見てみてください。
皆様の合格を祈っております。